NFTゲームが流行っているけど、「なんでゲームをするだけでお金を稼げるの?」「実際はもう稼げなくなっているのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、NFTゲームの仕組みや稼ぎ方を実体験を基に初心者にもわかりやすく解説します。
NFTゲームとは?
NFTゲームは、普通のゲームと異なり以下の特徴を持っています。
NFTゲームの特徴
1.ブロックチェーン技術を利用している
2.プレイしてお金を稼げる
3.改ざんしにくいため、不正やチートが起こりにくい
1.ブロックチェーン技術を利用している
今までのデジタルデータは簡単にコピー・改ざんができるので、資産価値は低い、もしくはないとされていました。しかし、ブロックチェーン技術の導入によりコピーや改ざんをしにくくなり、デジタルデータに唯一無二の価値を持たせることを可能にしたのがNFTなのです。
つまりNFTゲームとは、このNFTのブロックチェーン技術を使用して開発されたゲームを指しています。
2.プレイしてお金を稼げる
ゲームをプレイしてお金を稼ぐことができるのは、NFTゲームの大きな特徴といってもいいでしょう。
NFTゲームにも種類があり、歩いて稼ぐNFTゲーム、カードゲーム形式のNFTゲーム、最新のメタバースプラットフォームとしているNFTゲーム、さらには放置しても稼ぐことができるNFTゲームなど様々なプレイ方法でお金を稼ぐことができます。
3.改ざんしにくいため、不正やチートが起こりにくい
先ほど説明したように、NFTゲームはブロックチェーン技術を使用して作られています。ブロックチェーンは中央集権による管理とは異なり、ユーザー同士が共有して管理する特色を持っています。
つまりユーザー同士の検証が入るため、ブロックチェーン技術を用いて作られたNFTゲームは、改ざんがしにくく不正やチートが起こりにくいという特徴があります。
NFTゲームの稼ぎ方
NFTゲームで稼ぐ方法は以下の種類があります。
NFTゲームの稼ぎ方
1.ゲームをプレイして報酬(仮想通貨)をもらう
2.ゲーム内のキャラクターやアイテムのNFTを売却する
3.ゲーム内の土地・不動産を売却する
1.ゲームをプレイして報酬(仮想通貨)をもらう
ゲームの種類にもよりますが、基本的には
〇ミッション等をクリアする
〇敵やプレイヤーとの対戦に勝利する
で報酬(仮想通貨)を得ることができます。しかし、人気のNFTゲームではプレイヤー人口も多くなり、競争倍率が高くなるので、ミッションでの報酬が得ずらくなったり少なくなったりする可能性があります。バトルでも同様に新参プレイヤーより古参プレイヤーのほうが知識的にも能力的にも有利なので注意が必要です。
2.ゲーム内のキャラクターやアイテムのNFTを売却する
NFTゲーム内でのキャラクターやアイテムはNFTなので、もちろん価値がついています。特にコラボアイテムなど希少性の高いアイテムやキャラクターは価値も高いので、高値で売却できることもあります。
3.ゲーム内の土地・不動産を売却する
ゲーム内にNFTの土地が存在するものもあります。それもキャラクターやアイテムと同様に売却することができます。
「Axie Infinity」というNFTゲームがあり、プラットフォーム上のデジタル土地の 一区画が550ETH(当時価格で約2億8,600万円)で販売された事例もあります。
NFTゲームをする際の注意点
NFTゲームで稼ぐことができますが、以下のような注意点もあります。
NFTゲームの注意点
1.初期費用が高額である
2.稼ぐようになるまでに時間がかかる
3.仮想通貨の価格が下落する
1.初期費用が高額である
NFTゲームは無料で始められるものもありますが、キャラクターやアイテムのNFTを買わないとゲームをできないものも存在します。一概には言えませんが、NFTゲームは初期費用が高いもの(数万円~十数万)が多いと感じます。
2.稼ぐようになるまでに時間がかかる
NFTゲームはすぐに稼げると思っている人も多いかと思いますが、実際は数か月レベル上げや追加費用投入しないと稼ぐことが難しいです。なので、根気強く続けることができないと、安定して稼ぐことは厳しいでしょう。
3.仮想通貨の価格が下落する
仮想通貨はボラティリティが高いので価格の乱高下が激しいです。なので報酬としてもらえる仮想通貨の価格が下落してしまうと、それに比例して稼げる金額も減少してしまいます。
ゲームの人気がなくなったり、ハッキングなどにより仮想通貨の価値が低くなり、初期投資時点から大幅に価格が低くなってしまうと、初期費用を回収できずに損失が出てしまうので注意が必要です。